女性の視点で、将来を見越したリフォームを提案

りふぉーむ 弁慶 黒木陽子さん

●プロフィール

30年近く建設会社に勤め、60歳で建築リフォームの会社を設立。東七介護サービスのパートナー企業のひとつとして、介護リフォームの施工を担当。数多くの経験、女性ならではの視点、キメの細かいフォローでお客様から高い信頼を得ている。

●りふぉーむ 弁慶 業務内容
建築一般、造園、土木


「介護リフォームは、どこから手をつけたらいいの?」とお客様によく聞かれます。ご家庭によって、さまざまな事情があるため、これが正しいという答えはありませんが、私がよくお話をするのは、段差の解消とトイレの改修です。

 

高齢者が家の中の段差に躓いて転ぶとたいへんです。たった数センチの段差だとしても、転んで骨折し、寝たきりになるケースが多いため、「バリアフリーは、できるだけ早めにしたほうがいいですよ」とアドバイスしています。今はまだその時期ではないと思っていても、いずれ必要な時がやってきます。転ばぬ先の杖です。介護リフォームは必要に迫られてするのでは遅く、事故を防止するという観点から進めていただきたいですね。

 

またトイレの改修も重要です。入浴や食事などはデイサービスの利用などで済ますこともできますが、排泄は誰も代わってくれません。和式から洋式にする、引き戸にするなど、排泄を快適に済ませられるよう、きちんと整えることをお勧めします。トイレは毎日使うものですから、改修はできるだけ一日で終わるよう心掛けます。お客様の心を察し、かゆいところに手の届くような、そんなサービスを目指しています。

 

お客様のお困りごとに関しては、徹底して解決策を考えます。将来を見越して、あとから無駄な工事をしないよう、設計の段階から、いろいろご提案をさせていただきます。お客様の不安がなくなるまできちんと説明し、あとで不満が残らないように、最後まで手を抜きません。

私にとって、施工を担当した家、一軒一軒が、まるで宝物のようにかわいいです。家族全員がずっと笑顔でいられる家であることを願って、心を込めて施工しています。

玄関に手すりをつける
玄関に手すりをつける
トイレの改修(和式トイレから洋式トイレへ)
トイレの改修(和式トイレから洋式トイレへ)
畳からフローリングにして段差をなくす
畳からフローリングにして段差をなくす

長崎県佐世保市・東七介護サービス

介護に関する総合案内窓口を目指して地域の皆様により質の高い幅広いサービスを提供してまいります。